portlait of night

Lighthouses sleep at morning

southern breeze

上記3曲はリズム担当っぽいベースの上にコード感のあるベースをのせて,さらにその上にソロっぽいベースをのせて作りました。

区域 / チョーク

この曲は茶封筒トリビュートアルバム企画へ, ひとりで参加するにあたり録音したもの。茶封筒で演奏している「区域」という曲のコード進行を変えて,その前半の歌詞と「チョーク」(ボーカルらすてぃーさんとのふたり茶封筒でこれまでに一度だけ演奏した)という曲の歌詞を引用して作りました。

区域 (作詞・作曲:らすてぃー)
登校している 君を想像していく
同じような路地の空気
ここはちょうど僕らの区域
信号は黄色 走るか留まるかの岐路
進む必要なんかないと
手首の少し上が締まった気がした


チョーク (作詞・作曲:らすてぃー)
根拠のない落書きをして
遠回りの矢印ひとつ
競技のように君追いかけて
噂みたいに形を変えて
大きな板に七色のせて
満たせてしまうのかなあ
無くしていたら思い通りに
ならないと息潜めた

らすてぃーさんの書く歌詞には"学校生活"をテーマにしたものが多く,この2曲もそうなんですが,登下校中に想いの交差するふたりがどこかで出逢えたらといいなと思い,最初と最後に「区域」と「チョーク」の歌詞を入れました。ほかにも学校シリーズで登下校をしている「ちゃら」という曲があるんですがバス通学だから出逢わないなと思って見送りました。

青い月が海に沈む

青い月が海に沈む
真っ暗闇の海に行く宛てを探して
灯台を背負ったクジラが空を泳ぐ
次の夜明けを待てないペンギンの群れは
やがて別の惑星へと移動を始める
ゆっくり落ちる青い月を
誰も止めようとはしない
ひび割れた砂時計には残りの猶予などなく
時間はもうそこまで迫っている
先に辿り着いた恒星が弱い光を残して
海に溶けていくクラゲを透明に映す
昔話の客船は形をなくして底に眠り
動き続けた時計の針もいまは進まない
深く沈んでいく青い月に
赤い月はおやすみと言う
思い浮かんだ言葉は端から消して
膨らんでいく寂しさも飲み込んで
この夜が明けたら
この夜が明けたらきっと
これまでのことが嘘みたいになにもかも変わって
きっとなにも知らない違う月がやってくるだろう
そしたらまた長い長い夜が来て
薄れていく青の濃さと新しい朝を待つのさ

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